【ブログ】育休から復職するタイミングの決め方
育休を終えようとしている女性が悩む要素として、
「どのタイミングで復職するか」という点が挙げられます。
もちろん職場復帰を果たすタイミングは慎重に考えなくてはなりません。
一方どのような基準で復職日を決めるかについてはいくつか選択肢があり、
自分の状況や希望に合わせて会社に戻る日を決めることが可能です。
そこで今回、育休から復職するタイミングの決め方をいくつかご紹介していきます。
社会保険料が免除されるタイミングで育休から復職する
ほとんどの会社では毎月、社員のお給料から健康保険料と厚生年金が社会保険料として引かれます。
この社会保険料の負担が軽くなるタイミングで復職する女性は少なくありません。
まず育休中は社会保険料が免除されているのですが、加えてこの保険料には
「月末の時点で就業しているかどうか」で支払いの有無が決まるという特徴があります。
そのため月末に復帰すると、その月のほとんどは会社にいなかったにもかかわらず
社会保険料を支払うことになってしまいます。
つまり社会保険料を1ヶ月分余分に払うという事態に陥るのです。
こうした不要な出費を避けるには、月初めなど前の月の社会保険料が
免除されるタイミングで育休から復職することが推奨できます。
慣らし保育を考慮して復職日を決める
復職する時期に子どもを保育園に入れることになった場合、入園が決まった後保育園から
慣らし保育の案内がなされることが多いです。
この慣らし保育の期間を考慮して育休からの復職日を決めるという選択肢もあります。
保育園によって慣らし保育の期間は数日~数週間と異なるのですが、
子どもが期間内に保育園に慣れるとは限りません。
子どもの特性によっては慣れるまでより長い時間がかかったり、
また自宅の外で過ごすことによるストレスで体調を崩したりする場合もあります。
そのため慣らし保育終了日からさらに何日か経ってから育休を終えると安心です。
これには慣らし保育の期間が終わっても数日は子どもの様子が見られるように、
加えて園で体調を崩すなどして急なお迎えの要請がきても対応できるようにという意味があります。
収入を考慮して育休から復職する
ほとんどの会社では育休中お給料が発生しません。
また国が定める育休は最長で子どもが2歳になるまで取得できるため、
産休を取った後に育休に入った場合1年、2年という長い期間職場から離れるケースもあります。
そこで発生し得るのが収入面の問題です。
もし育休を目いっぱい取ることで「お金のことは大丈夫かな」という心配が生じる場合、
収入面を重視して復職タイミングを決めるという選択肢があります。
そのためには「今の生活水準を保つために、育休をどの期間で切り上げれば大丈夫か」を
パートナーとよく話し合いながらシミュレーションしてみましょう。
まとめ
育休から復職するタイミングを決める方法は決して1つだけではありません。
今回ピックアップした復職タイミングの決め方を参考に、
ご自身や子どもの状況などを考慮しながら都合の良い時期を復職日に設定しましょう。
また自分だけで復職日を決めるのが簡単でないという場合、
会社の上司に相談するという手段もあります。
しかし新型コロナウイルスの感染が拡大してからテレワークを導入する会社が増えたため、
上司とコミュニケーションをとるのが困難になったという人も少なくありません。
もしまわりに相談できる人がいない場合、第三者のプロに相談することがオススメできます。
and Uでは悩みを抱えて働く女性をカウンセリング、コンサルティングといった形で
サポートしております。
育休と復職をめぐって
「育休を目いっぱい取りたいけどお金がない」
「子どもが病気がちで通園できない」
などの不安がある方は1人で抱え込まず、豊富な知識と経験を持つand Uのプロに頼ってください。